IBMおよびHCL Lotus NotesのデータベースをOutlookのPSTファイルに変換します。PCにNotesクライアントがインストールされている必要はありません。
NSF・PST変換ツールを起動し、.nsfまたは.ntfファイルを指定します。Notesのデータフォルダー内のファイルはもちろん、ネットワーク共有フォルダーやUSBメモリ内にあるコピーでも同様に読み込めます。
フォルダーツリーとメッセージ一覧がファイルから直接読み込まれます。一覧には件名、送信者、日付、ファイルサイズが表示されるため、変換前にアーカイブの中身を正確に把握できます。
日付範囲の指定や、「件名」「差出人」「宛先」による検索で対象を絞り込めます。削除済みアイテムを除外することも可能です。フィルター適用後に一覧に表示されているメールだけが正確に出力されます。
保存先を指定して変換を開始します。変換結果を確認するには、Outlookを起動し、「ファイル」>「開く/エクスポート」>「Outlook データ ファイルを開く」を選択してください。
以下に挙げる理由はすべて、手元にあるNSFファイルを開く手段がなく困り果てていたフォーラムの実際の相談から生まれたものです。
ODS 41から55までの.nsfおよび.ntfデータベースに対応しており、Notes 5から現行の14.x系まで幅広くカバーします。どちらの拡張子もディスク上の内部フォーマットは同一であるため、メールボックスだけでなくテンプレートファイルも同様に読み込めます。読み込みは独立した64ビットプロセスで行われるため、数ギガバイト規模の大容量データベースでも問題なく開くことができます。
「削除済みアイテム」や「ごみ箱」の除外、本文内インライン画像の保持または削除を選択できます。フィルタリングはエクスポート後ではなく読み込み処理の中で実行されるため、画面に表示された一覧の内容がそのままPSTファイルに出力されます。
メール内のファイルは、Dominoサーバー側で圧縮保存されていたものも含めて完全に抽出されます。サーバー側で圧縮が有効になっている場合、これに対応していないツールでは添付ファイルが一切含まれないメールボックスが出力されてしまいます。本製品のリリース前には、展開された添付ファイルが元のファイルサイズおよび固有のファイル形式識別子と完全に一致することをテストデータで検証済みです。
Notesは「CN=John Smith/O=Acme」のような独自のカノニカル名でアドレスを保持するため、Outlookからはそのまま返信できません。本製品は、メッセージヘッダー内に残っている実際のSMTPアドレスを取得し、存在しない場合はカノニカル名から有効なアドレスを再構築します。
「受信トレイ」「送信済みアイテム」「下書き」はビューの条件式によって自動判別され、ユーザー独自のフォルダーも元の名前のまま維持されます。あるフォルダーと「すべての文書」の双方に存在するメッセージも、PST内には重複せず1件のみ書き込まれます。
読み込めないデータベースがある場合、単に無視されるのではなく、具体的な原因が表示されます。ODSバージョンが41未満である、Notes固有のローカル暗号化が施されている、あるいは指定したファイルがNotesデータベースではないといった理由が示されます。メールボックス自体が空であるかのように誤認させる空白の一覧が表示されることはありません。
部門全体をNotesからOutlookやMicrosoft 365へ移行するケース。Lotus NotesからOutlookへの変換ツールとして利用することで、古いファイルを読み込むためのDominoサーバーを構築することなく、メールボックスごとに1つのPSTファイルを生成し、ユーザーへ配布したり新しいプロファイルへ追加したりできます。
クライアントからNSFファイルが入ったフォルダーだけを渡され、それを開く環境がないケース。手元の作業用PC上でそのまま動作するため、アーカイブファイルを受け取ったその日のうちに内容の確認と見積もりの提示が可能です。
法務、監査、デジタルフォレンジックの実務は、誰も開くことができなくなったメールボックスの調査から始まることが少なくありません。本ツールでPST形式に変換すれば、そのままOutlookに読み込めるため、メッセージの検索や個別エクスポートといった通常のメール処理をスムーズに行えます。
ODS(On-Disk Structure)バージョンを確認することで、そのファイルがどのバージョンのNotesで作成されたかが分かります。これはファイルの更新日時よりも信頼性が高く、データベースを読み込めるかどうかを判断する基準となります。
NSF to PST Converter
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27/07/26