USBメモリ暗号化ソフトは、USBメモリ全体をAES-256-GCMで暗号化し、ドライブ内に2.2 MBのポータブル復号ツールを配置します。別のWindows PCに接続してパスワードを入力するだけで、ソフトウェアをインストールすることなく保存ファイルを閲覧できます。
USBメモリ暗号化ツールをダウンロードし、管理者権限を持つWindows PC上でインストーラーを実行します。インストール作業は、ドライブの暗号化を行う最初のPCで1度だけ行えば完了です。
初回起動時にパスワードの設定と復旧キーの表示が行われます。ここで設定したパスワードは、以降に保護するすべてのドライブで共通して使用できます。復旧キーはパスワードを忘れた際の唯一の解除手段となるため、必ずパスワードマネージャー等に安全に保管してください。
USBメモリを接続してリストから対象ドライブを選択し、処理を開始します。ファイルは同一ドライブ内の暗号化領域へ移行され、隠しシステムフォルダーとして保護されます。処理が完了すると、ドライブ内には「UsbDriveEncryption.exe」というファイルのみが表示される状態になります。
任意のWindows PCにUSBメモリを接続し、ドライブ内にある「UsbDriveEncryption.exe」を直接実行します。復号プログラムのサイズはわずか2.2 MBで、接続先PCへのインストールは一切不要です。パスワードを入力するだけで、すぐにファイルへアクセスできます。
Microsoftの仕様上、Windows HomeエディションではBitLocker機能が除外されています。代替機能である「デバイスの暗号化」も内蔵ディスクのみが対象で、USBメモリなどの外部ドライブは保護できません。一般的な解説記事に書かれているメニュー項目が見当たらないのはそのためです。当ソフトウェアはBitLockerに依存しないため、Windowsのすべてのエディションで同じように動作します。
暗号化領域をドライブレターとしてマウントする一般的なツールは専用のカーネルドライバーを必要とするため、インストールには管理者権限が欠かせません。セキュリティが厳しい職場のPCでは、IT部門への申請や承認待ちの手間が発生します。当プログラムはドライバーを一切使用せず、USBメモリ内の2.2 MBの実行ファイル単体で動作するため、借用したPCの環境を変更することなくそのまま利用できます。
無料版では、暗号化処理が3回、保護されたドライブのロック解除が5回まで試用可能です。試用回数の上限に達した後も復号機能は引き続き動作し、USBメモリ内のすべてのデータを完全に取り出すことができます。大切なデータへのアクセスを遮断するような制限は設けておりませんので、安心してお試しいただけます。
USBメモリ暗号化ソフトは、AES-256-GCM暗号化を採用し、Argon2idアルゴリズムによってパスワードから強固な暗号化キーを生成します。GCMによる認証付き暗号方式のため、ドライブ上で改ざんされたファイルは破損データとして開かれることなく整合性チェックで自動的に検出・遮断されます。また、Argon2idにより、総当たり攻撃によるパスワード解読を時間的・メモリ消費的に極めて困難にしています。
既存のファイルシステムと容量を維持したまま処理を行います。写真やドキュメントなどのデータはフォルダー単位で安全に保護され、ドライブをわざわざパーティション分割する必要はありません。保存されている既存のデータが消去されることもありません。
初期設定時に復旧キーが発行されます。これをUSBメモリ以外の安全な場所に保管しておくことで、万が一パスワードを忘れてしまった場合でもデータを復元できます。なお、パスワードと復旧キーの両方を紛失した場合、開発元であってもデータを復元することはできませんのでご注意ください。
保護完了後のドライブは、一見するとファイルが存在しないように見えます。ルートディレクトリには1つの実行ファイルのみが配置され、実際のデータはすべて隠しシステムフォルダー内に格納されます。隠し属性を解除して閲覧しても、表示されるのは暗号化されたデータのみであり、元の内容を読み取ることはできません。
暗号化の構造は、作成元のアプリケーションではなくドライブ内のデータそのものに紐づいています。そのため、ソフトウェアを再インストールしたり別のPCに導入したりした場合でも、同一のパスワードで問題なくUSBメモリを開くことができます。
UIは20言語に対応しています。パスワード入力画面もユーザーの使用言語に合わせて適切に表示されます。
どの解説記事を見てもBitLockerを使うよう書かれていますが、Windows Homeエディションにはその機能がありません。ネット上のQ&Aスレッドを探しても、10年前に作られたような古いツールのリンクが貼られている程度です。Windows HomeでUSBメモリを暗号化するには、サードパーティ製ソフトウェアを使うしかありません。
業務委託先や学生の方など、他人が所有・管理するPCにUSBメモリを挿す機会がある方に最適です。自宅のPCでドライブを暗号化しておけば、オフィスのPCやクライアントの会議室の端末でも安全にファイルを開けます。
他人に貸し出したり郵送したりするUSBメモリも、暗号化しておけば情報漏洩の心配がありません。第三者が中身を見ようとしても、実行ファイル1つとパスワード入力画面が表示されるだけです。