SoftOrbitsのスプレッドシート比較・Excel結合ツールは、Excelファイルの結合ツールと比較ツールを1つのウィンドウにまとめたソフトです。フォルダー内のブックを1つのファイルにまとめ、その後、表の2つのバージョンの間で何が変わったかを表示します。ファイルはプログラム自身が読み取るため、作業するPCにExcelをインストールしておく必要はありません。
スプレッドシート比較・Excel結合ツールをダウンロードし、ブックを一覧にドラッグするか、フォルダーごと追加します。CSVエクスポートもブックと同じ一括処理に混ぜられます。一覧で並べた順番が、書き出しの順番になります。
「順番で」では、1列目が1列目の下に入ります。「見出しで」では、列を位置ではなく見出しで照合します。列構成が異なるファイルでも正しい位置に収まり、結果にはいずれかのファイルにあったすべての列が残ります。
古いファイルを左に、新しいファイルを右に置きます。2つのグリッドは連動してスクロールします。変更された値、変更された数式、出現または消失した行は、それぞれ別の色で示されます。凡例はグリッドの横にあります。
出力ファイルに.xlsxまたは.csvの名前を付けます。拡張子で形式が決まります。差分は、セルを色分けしたXLSX、スクリプトで読めるCSVリスト、印刷用のHTMLまたはPDFレポートとして書き出せます。
Microsoftのドキュメントによると、Power Queryがファイルを結合できるのは「同じ構造と同じ拡張子」を持つ場合だけです。r/excelでは、見出しが少しだけ違う2つのファイルを結合しようとして約3時間を費やしたユーザーもいます。スプレッドシート比較・Excel結合ツールなら、そのような設定は不要です。ファイルを追加し、「順番で」か「見出しで」を選んで、ボタンを押すだけです。
Microsoftのサポートページによると、Excelにスプレッドシート比較ツールが付属するのはMicrosoft 365 Apps for enterpriseだけです。Personal、Family、Business、Professionalの各サブスクリプションには含まれず、Inquireアドインは手動でオンにする必要があります。このプログラムは、どのエディションのOfficeでも、またOfficeがインストールされていないPCでも動作します。
ブラウザーの比較ツールは、ファイルのアップロードを求めます。給与の数字や顧客向けの価格表となると、多くの企業ではその時点で話が終わります。スプレッドシート比較・Excel結合ツールはお使いのPC上で動作し、出力を元のファイルの隣に書き出し、何もアップロードせず、アカウントも不要です。
比較ビューは、変更された値、数式、書式に加え、出現または消失した行、追加または削除された列、追加または削除されたワークシートを示します。9つの分類にそれぞれ名前が付き、件数が数えられます。「前へ」と「次へ」で順に移動できます。
見出しによる照合では、一括処理内のすべての見出しの和集合を作り、大文字・小文字と前後の空白を正規化します。見出しが空の列は位置で照合されます。1つのファイルに同じ見出しが2回出てくる場合は、2つの列のまま残ります。まとめてしまうと、別々の2つのものを1つに畳み込むことになるためです。
読み取れないブックはレポートに個別の行として記録され、残りの一括処理は続行されます。Excelの上限は1シートあたり1,048,576行なので、この上限を超える結合はメッセージを表示して停止します。1904年日付システムを使うブックは読み込み時に変換されるため、日付が4年ずれることはありません。
10,000行のブック50個は8.64秒で500,001行に結合され、メモリー使用量のピークは220 MBです。メモリーはファイルの追加に比例して直線的に増えます。100,000行のシート2枚の比較は6.56秒です。これらの数値は当社のテストによるものです。
XLSXの書き出しでは色分けを保持し、凡例を専用のシートに入れるため、このプログラムを持っていない人でもExcelで開けます。CSVの書き出しでは、表示言語に関係なく、固定の英語見出しSheet、RowLeft、RowRight、Cell、OldValue、NewValue、Typeを使います。印刷用にHTMLまたはPDFのレポートも書き出せます。
分割位置は、行数か特定の列の値で決まります。見出しはすべての分割ファイルで繰り返され、ファイル名の番号はゼロ埋めされるため、エクスプローラーでは1、10、2ではなく01、02、10の順に並びます。また、分割元のファイルに分割ファイルを上書きすることはありません。
月末には十数支店分のエクスポートが届き、どれも形がそろっていません。それらを1つのシートにまとめてピボット集計し、今月の価格表を先月のものと比較して、変更点だけを確認できます。
CRMや倉庫システムは、一度に40個のCSVファイルというように分割して書き出し、区切り文字も出力元しだいです。それらを結合することも、逆にマスター表を支店ごとに1ファイルずつ分割してから送ることもできます。
UAT環境と本番環境の設定用ブックが1つずつあるとします。共通のキー列があるので、それで行を揃えれば数秒で差分が出ます。差分のCSVリストは、そのままスクリプトに渡せます。
書き出せるのは.xlsxと.csvだけです。古いバイナリ形式は読み込めないため、事前に任意の表計算ソフトで.xlsxとして保存し直してください。