ご自身が所有するアーカイブに対応した、Windows向けZIPパスワード解除ツールです。忘れてしまったパスワードを特定し、保護を解除した状態でアーカイブを再保存します。
.ZIPファイルをウィンドウにドラッグするか、「ファイルを追加」をクリックします。「フォルダを追加」を選べばディレクトリ全体を読み込めるため、古いバックアップから出てきた大量のアーカイブも一度に登録できます。
プログラムがアーカイブの保護形式(従来のZipCryptoまたはWinZip AES)を判別し、まずは辞書攻撃から、続いてパターン指定による解析へと進みます。進捗状況は画面に表示され続けるため、処理を実行したまま別の作業を行えます。
ファイル上でパスワードが照合されると、プログラムは保護を解除した新しいアーカイブを指定のフォルダへ書き出します。元のファイルが上書きされることはありません。
「zip パスワード復元 ツール」の検索結果上位10件のうち、4件はウェブサービスです。その場合、アーカイブを見知らぬ第三者のサーバーにアップロードして結果を待つことになります。確定申告書類や家族の写真などは、決して他人に渡したくないデータの代表例です。本製品はデスクトップ専用プログラムであるため、ファイルがPCの外へ出ることは一切ありません。
技術フォーラムで忘れたアーカイブのパスワードについて質問すると、スレッドが締め切られてしまうことがあります。Quoraなどでは、自分のファイルを取り戻すためだけに面識のない相手へ報酬を提示する人すら見受けられます。こうした精神的な負担もこの問題の厄介な点です。ご自身のファイルだからこそ、作業はすべて手元のPC内で完結させるべきです。返信が来るかどうかもわからない他人に頼る必要はなく、プログラムが確実に解析処理を行います。
作業を始めるにあたり、パスワードの試行によってアーカイブが破損しないか不安に思われるかもしれません。本プログラムでは破損の心配はありません。アーカイブは読み取り専用で開かれ、すべての検証はメモリ上で行われ、結果は別ファイルとして書き出されます。万が一パスワードが見つからなかった場合でも、元のアーカイブはそのままの状態で残ります。
.ZIPファイルの暗号化方式には主に2種類あります。1つはPKWARE社による従来のZipCrypto、もう1つは現在の圧縮ソフトで主流となっているWinZip AES(AE-1およびAE-2、AES-128およびAES-256)です。本プログラムはアーカイブのヘッダーを読み取って保護方式を判別し、適切な処理モードへ自動で切り替えます。
忘れてしまったパスワードの多くは、かつて意図的に設定した単語であるため、まずは単語リスト(辞書)による照合から開始します。「11文字の英単語の後ろに思い出せない文字が3文字続く」といった大まかな構成を覚えている場合は、その条件をマスクとして指定することで、該当するパターンのパスワードのみを効率的に試行できます。
PCにGPU(グラフィックカード)が搭載されている場合、GPUを活用して検索処理を実行します。これは特にWinZip AESにおいて大きな効果を発揮します。この形式のキー導出(PBKDF2-HMAC-SHA1、1,000回反復)は、Office 2013以降の形式と比べて負荷が約100分の1と軽量です。そのため、単語リストや部分的な記憶に基づくマスク検索を行えば、解析できる可能性は十分にあります。GPUが非搭載の環境でもCPUで動作しますが、処理にかなりの時間を要する旨が事前に通知されます。
フォルダを指定するだけで、中に含まれるすべての.ZIPファイルが処理キューに追加されます。業務委託先からパスワード不明のアーカイブを数十個まとめて引き継いだ管理者の方にとっても、最適な一括処理が可能です。
パスワードを見つけるだけでは作業の半分に過ぎません。本プログラムは内容を復号した上で、保護を解除した通常のアーカイブとして再構築します。ダブルクリックするだけで開き、パスワード入力の手間も、送付先PCでの専用ソフトウェアも不要な通常の.ZIPファイルが手に入ります。
検索を開始する前に、検出された保護形式と実際の解析難易度を明示します。数分で完了するアーカイブもあれば、強力なAES暗号に設定された完全なランダムパスワードのように解析を保証できないケースもあります。無駄に進行バーを何日も眺めさせることがないよう、現実的な状況を事前にお伝えします。
家族写真をまとめたアーカイブを2世代前のPCで作成し、2011年当時はメモしなくても忘れないと思い込んでいたようなケースに最適です。
設定ファイルやエクスポートされたログがパスワード付きの圧縮ファイルで届いたものの、パスワードを知る唯一の前任者はすでに退職してしまっている--そんな案件が回ってきても、社内にはもうパスワードを確認できる人はいません。
クライアントからパスワード付きの.ZIPファイルでスキャンデータが届いた直後に、相手がパスワードを知らせないまま休暇に入ってしまった。今日がレポートの提出期限で、相手の復帰を待っていられない--そんな状況でも作業を止める必要はありません。もし同じレポート用のスライド資料がパスワードで保護されたプレゼンテーションだった場合でも、相手の返信を待つことなく、そのファイル単体ですぐに対処できます。
一口にZIPの暗号化といっても仕組みはさまざまです。解除にかかる時間は、圧縮ファイルがどのように作成されたかによって異なります。
ZIP Password Recovery
60 メガバイト
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27/07/26